はじめに暗譜すること
自分の実力を大幅に上回る難曲は、最初に暗譜して、体感難度を下げてしまいます。
通常、「暗譜」とは、楽譜を見ながら弾けるようになった曲を、今度は楽譜がなくても弾けるようにすることをいいます。
しかし、ここで説明しているのは、実力では及ばないものの、なんとかして難曲を弾くための方法です。
「楽譜を見ても、サッパリ音が分からないんだ」という状態では、いつまでたってもその曲は夢のままですから、「楽譜を見なくても、音の流れはすべて頭に入っているよ」という状態から練習をスタートすることで、暗譜でアドバンテージを取るのです。
- 暗譜の利点 -
1.覚えてしまえば、指の速い曲も、筋力の限界速度まで速く弾ける。 (楽譜を読みながら弾く場合は、たとえ筋力が足りていても、読譜の速さ以上は 演奏速度を出せないもの) 2.ページをめくるタイミングで演奏が途切れる癖がつかない。 3.手元を見ながら弾くことができる。 スピード狂の曲、同時発音数の多い曲、全体にわたって指が跳ねまくる曲 のような、難易度の高い曲になればなるほど、手元が見えたほうが有利。 |
小学生が、なぜあんなに 『猫踏んじゃった』 を高速で弾けるのか?
それは、覚えているからなのです。
長い曲を全部覚えるのは大変ですが、暗譜をすればその代わり、手元だけ見ながら弾く 「権利」 を得られます。
簡単な曲が相手なら、「覚える意識」は特に必要ないかもしれません。
練習するうちに、いつの間にか覚えてしまいますから。
しかし、難しい曲は、最初から「覚える意識」で取り組まないと、なかなか頭には入らないもの。また、「きちんと頭に入った部分」でなければ、なかなか演奏のスピードアップも、はかれないものなのです。
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大曲の落とし方 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ |
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