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ピアノが上手になる・超簡単ヒント集
うまくいかない人のための、逆転の発想

  大曲の弱点を突けばいい
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 Aさんは、毎日3時間も努力しているのに、
 いっこうに上達できない。

 それなのにBさんは、毎日1時間の努力で
 スイスイ上達してしまう。


 ピアノに限らず、勉強や仕事などでも、このようなことは頻繁に起こります。

 しかし、AさんとBさんの差は、頭の良さですか? というと、実は違うのです。
 この差は、工夫の違いなのです。

 Bさんは、橋の左側 を歩いているのですね。



 我々の多くは、他の羊と同じ行動しかとれない愚かな羊によく似ている。
 その羊は、前の羊が橋の右側を渡って川に落ちるのを見ていながら、
 自分もその後にしたがって川に落ちこむのである。

 前の羊が川に落ちたなら、自分は左側を行けばよい。その注意と
 独創力を持てばよいのに、多くの羊はそれに気づかないでいる。


 例えば、子供の頃遊んだ「迷路」。

 これは、「工夫をすればするほど、目の前の問題が簡単に感じる」という、分かりやすい例題です。


1.何も考えずに、行き当たりばったりの進み方をすると、どうなるか?

  ……クリアまで3分もかかります。

2.ちょっと工夫し、スタート地点や分かれ道などで、視線だけ先読み
  して、正しいコースを見分けてから進むと、どうなるか?

  ……クリアまでは1分に短縮されます。

3.もっと工夫して、ゴールからスタートに向けて猛スピードで進み、
  正しいコースを瞬時に判別したらどうなるか?

  ……クリアまでは10秒もかかりません。

 工夫をしない 「右側の羊」 のままだと、その課題は難しいままです。
 しかし、橋の左側に行けば、同じ課題が、ずいぶんラクに感じるのです。


 実力が足りない人が、格上の曲に挑むときは、「玉砕(ぎょくさい)覚悟!」の正面突破はいけません。

 正面突破が通用するのは、相手が格下のときだけ。

 強敵相手に同じ事をしたら、アッサリ返り討ちにあってしまいますから、実力以上の曲と向かい合うときは、頭を使って体感難度を下げることが大切です。

 守りを固められた正面から攻めるのは大変。でも、相手の弱点から攻めれば、意外にモロイかもしれませんよね?

 思い出してください。ゴールから逆走したときの迷路の簡単さを。

 この章では、「相手の弱点」から攻める方法、
「大曲」を簡単にするための工夫の仕方について、解説します。


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