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ピアノが上手になる・超簡単ヒント集
うまくいかない人のための、逆転の発想

  二兎追うものは一兎をも得ず
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 二兎追うものは一兎をも得ず!

 この言葉の意味はご存知だと思います。
 2匹のウサギを同時に追いかけると、1匹のウサギも捕まえられないよ。だから、欲張って両方追いかけるより、1匹だけに全力を傾けてごらん。そのほうが結果が良くなるから。

豆知識

 本当は、ウサギは1羽、2羽と数える。
 その昔、仏教では動物の肉を食べるのを禁止していたが、鳥ならよかった。
 そこで、ウサギの耳を鳥の羽に見立て、無理やり鳥だということにして、
 食べちゃったという。1羽、2羽と数えるのは、その名残である。

 努力を確実に実力に結びつけるには、まず自分のできること、できないことをハッキリ認識しましょう。

「二兎追うものは……」
 という言葉がありますが、あれもこれも……と欲張って、結局どれも中途半端になるのではなく、できることと、できないことを見極め、努力すれば確実にできることのみを積み上げます。

 努力してもできないことは、最初から無視。できることだけに集中するのです。
 本当に無視しちゃっていいのですか?
 いいのです。

 ……信じられませんか?

 逃げ足の特に速いウサギは、追いかけても捕まえられませんよね?
 ですから、あれもこれもと欲張って、捕まえられないウサギまで追いかけて体力を消耗するより、動きの鈍いウサギに狙いを絞って、全力で追いかけたほうがいいのです。

 この、「体力消耗」を「練習時間」に置き換えてみてください。
「努力してもできないこと」に時間を浪費するより、「努力すれば確実に出来ること」だけに狙いを絞ったほうが、結果はついてきますよね?

 実力が上がってくれば、「できること」の枠はだんだん広がってきますが、それでも「あれもこれも……」はなるべく避け、一つずつできることを増やしていくことが大切です。

 いきなり、できないことに挑戦するのは、「骨折り損のくたびれ儲け」になってしまいます。実は私自身も、これに気づくまでは、数々の失敗をしていました。

 大きな岩に挑戦して、「こんなに努力してるのにできないのはスランプなのかもしれない」と悩んだものの、後から考え直してみたら、それはスランプでもなんでもなく、動かない大岩を必死に押そうとしていただけだったのです。

 できることをおろそかにして、できないことばかり挑戦していたら、誰だって結果は出なくなりますよね?
 動かない大岩は、いくら押しても、1mmも動かないのです。


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