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ピアノが上手になる・超簡単ヒント集
うまくいかない人のための、逆転の発想

看板

♯や♭の多い調
こういうの、
なんとかなりませんか? 全ての
楽譜が「ハ長調」ならいいのですが、
音部記号の横に♯や♭が
3つ以上並ぶと、もうダメです。



 「♯」や「♭」の多い調への対策の解説

 楽譜を読むようになると、「♯」や「♭」の多い調が非常に難しく感じます。
 しかし、その対策については、私の著書、
 おとなのピアノ独学のすすめ P.160〜163 が、そのまま使えると思います。
(以下引用)


 シャープやフラットの数によって、黒鍵に変化するキーは、常に決まっている。
 フラットが3つのときは、必ず「シ・ミ・ラ」が黒鍵に変わり、それ以外の「レ・ミ・ラ」あるいは「レ・ソ・ラ」などの組み合わせになることはありえない。

 だから、その規則性を最初に覚えてしまい、頭で考えなくても反射的に、
「ああ、フラットが3つだから、シ・ミ・ラが黒鍵だな」
 と、分かるようになれば、音部記号の脇に、シャープやフラットがズラッと並んでいても、あまり怖くはなくなる。

 だが、知識として覚えるだけでは、まだ足りない。楽譜を見て、頭の中で、
「ええと、フラットが3つのときは、ここが黒鍵に変化するんだから……」
 と考えていては、とてもなめらかに弾くことができないからだ。

 理想は、♭#の数を見ただけで、頭の中で何も考えなくても、指先が正確に白鍵と黒鍵を使い分けていた! となることだろう。
 そのための練習方法は、鍵盤の上で、直接指先に、覚えさせることだ。

 まずは、右手だけを使って、白鍵の「ド」を基準に、
「ドレミファソラシド
(上がる) ドシラソファミレド(下がる)」と弾いてみよう。

 この音を「♭3」の調で弾くときは、

「ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♭・ド・レ・ミ♭
(上がる)  
 ミ♭・レ・ド・シ♭・ラ♭・ソ・ファ・ミ♭
(下がる)

と弾くのが、教科書的なやり方だけど、ここをあえて、「ド」の音からスタートさせる。

 「♭3」の場合……ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♭・ド
(上がる)
             ド・シ♭・ラ♭・ソ・ファ・ミ♭・レ・ド
(下がる)

 音は、変な感じに聞こえるね。でも、「ド」の音からスタートさせたほうが、どのキーが黒鍵に変化するのか分かりやすい。

 ここでは「ミ・ラ・シ」が黒鍵に変化しているけど、この「ミ・ラ・シ」が来たら、考えるより先に指が動くよう、どことどこが、黒鍵になるのか、指の動きを目でジーっと追いながら、結構早い指の動きで何度も何度も繰り返す。

 次に、指を見なくても、滑らかに弾けるように、同じ動作を目をつぶって繰り返す。

 ちなみに、スタートの音の「ド」が黒鍵になる場合は、「ド#」を基準にスタートしてみよう。

 「#3」の場合……ド#・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ・シ・ド#
(上がる)
             ド#・シ・ラ・ソ#・ファ#・ミ・レ・ド#
(下がる)

 この動作を、練習前のウォーミングアップ時に、毎回繰り返せば、知らず知らずのうちに、シャープやフラットの数を見ただけで、どこが黒鍵になるか、頭で考えなくても、反射的に指が動くようになってくる。
 これで、音部記号の脇に、シャープやフラットがズラッと並んでいても、もう怖くはなくなくなるだろう。


 (本の中にあった「図例」は、ここでは省略しています)

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