TOPへ戻る

ピアノが上手になる・超簡単ヒント集
うまくいかない人のための、逆転の発想

  頭の中の演奏のイメージを形にするには?
menuへ戻る

 誰でもこう思います。

「頭の中には素晴らしい演奏のイメージがあるのに、自分で鍵盤に向かうと、全然違う音になってしまう。頭の中の音を、そのまま表現できたらいいのにな」

 それには、普段の練習から、ある心掛けが必要です。

 鍵盤で音を出す直前に、必ず頭の中の理想のイメージを思い出すようにしましょう。それも、テキトウに思い出すのではなく、そのイメージに意識を集中し、できるだけハッキリ、クッキリ。

 そして、自分が音を出すとき、そのイメージに合わない部分を感じたら、「全然違うなぁ~」と感じたまま、そのまま流さないで、いったんそこで立ち止まり、合わない部分が合うように、ひとつずつ修正しましょう。

 このとき、弾き方はちょっとずつ実験をしてみると良いでしょう。
 今までの弾き方に対し、力の加え方、指の角度、演奏時の意識など、ちょっとずつ弾き方を変えてみます。

 なぜ、実験が必要かわかりますか?
 今までの弾き方で結果が出ないのなら、その弾き方を修正しないと音は変わりません。しかし、どんな弾き方をすればどう音が変わるか? は自分には分からないのです。
 (師事されている先生なら、わかるかもしれませんが)

 ですから、頭の中に「工夫」の意識を入れて、思いついたアイデアはとにかく一度実験してみましょう。
 実験の中の、10個に1つくらいは、「おやっ? なんか、この弾き方だとイメージに近い音が出るかも?」と感じるものがあるかもしれません。
 もし、何度か試すうちにヒット性の結果を得られたら、忘れないうちにその意識の修正法をメモに書きとめておきましょう。

 実は、このやり方は、ハーバード大学教授の書いた
「あなたの天才の見つけ方」という本でも推奨されています。

 *変化に富んだ練習法で技能アップ

 私は、学習の最初の段階、つまり
認識段階での教え方を変えることで学習の質が高まるかどうかを調べる共同研究を行なった。

 ピアノを習いはじめたばかりの人々に、マインドフルな練習法従来通りの練習法の二通りを使って、ハ長調の音階を教えた。無料でピアノのレッスンを受けられるというビラをまいて被験者を集め、無作為に二つのグループに分けた。学んだ内容は全員同じだったが、どのような姿勢で学ぶかについての指示は、グループによって違った。

 マインドフルなグループには、
創造性を持って活動し、できる限り演奏を変化させなさいと指示した。

「この運指法を、ただ繰り返して覚えようとはしないでください。ピアノの演奏について、常に新しいことを学ぼうと心がけてください。数分ごとに演奏スタイルを変えるように、特定のパターンにはまりこんでしまわないようにしてください。練習しているあいだじゅう、ご自分の気持ちや感じ方や考えの些細な変化をも含め、状況に注意を払ってください」

 と指示したのである。レッスンの中ほどでも、
常に新しいことを学ぼうと努め、数分ごとにやり方を変え、どのパターンにもはまりこんでしまわないよう念を押した

 もう一つのグループには、従来からのやり方にしたがって繰り返しさらって覚えるよう指示した。レッスンが終わったあとで、被験者全員が二十分間練習をした。

 さて、被験者全員のピアノ演奏を録音し、いろいろな鍵盤楽器を演奏し作曲の経験もある音楽専攻の大学院学生が演奏を聴いて評価した。また、レッスンがどの程度気に入ったかを被験者に尋ねた。

 結果は予想通りだった。ピアノ演奏の初歩である運指法のレッスンで
マインドフルな指示を与えられた被験者のほうが、従来の練習法で学んだグループより力に満ちた創造的な演奏をしていると評価され、しかも彼らのほうがレッスンをより面白いと感じていた。

  関連リンク……あなたの天才の見つけ方

 この心掛けを3ヶ月続けるだけでも、本当に音は変わってくるものです。


menuへ戻る

  ピアノHPのTOPへ

NU >> ピアノ上達のコツ
  上手になるために
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Google