
初歩の楽典解説
4分音符って、よく聞きますけど、
あの4という数字って、
どんな意味があるのですか?
| 音符って、2分音符とか、4分音符とか、いろいろな種類が ありますよね? あの、数字の部分って、どんな意味があるのですか? |
【高さと長さ】
一つの音符
には、
| 「○の高さの音 を ●の長さ、押し続ける」 |
という二つの情報が含まれています。
(
なら、 “「ミ」の高さの音を、4分音符の長さ、押し続ける”となります)
|

例えば、
なら、「ミ」の高さの音を「4分音符」の長さだけ、押し続けます。
この音符が、
なら、「ミ」の高さの音を「2分音符」の長さだけ、押し続けることになるのです。
一つの音符に二つも情報が含まれている……。
そう言われると、音符の読み方がさらに複雑に感じて、初心者の方はちょっと嫌ですよね?
「一つの音符に、二つも情報が入っているなんて、面倒だなぁ。どちらか一つだけにしてほしいのに……」と。
でも、ちょっと考えてみてくださいね。
CDもレコードもなかった、今から何百年も前の時代、作曲家の方が、「自分の作った曲」を誰かに伝えるときに、音の流れをイチイチ文章に書いて、
「ドという音を0.7秒だけ伸ばすんだよ。続いてレという音を同じく0.7秒。続いて……。(以下延々と続く)
ちなみに音の強弱は、ドの音は弱く弾いて、レの音は……(以下延々と続く)」
と文字で一つ一つの音を伝えるのは大変ですよね? 書くほうも、読むほうも。
それを、文字の代わりに「分かりやすく整理された記号」で表現したのが音符なのです。
ですから楽譜は、「複雑な暗号だなぁ! 読解は大変そう!」と思うのではなく、「これは音楽の世界の文字なんだね」と思って読んでくださいね。
そこにあるのは「記号」ではないのです。作曲家が伝えようとしている「音楽の言葉」があるのです。
記号だと思って楽譜を見てしまうと、
「なんだか覚えるの面倒だし、全然読めないし、楽譜ってやだな」
となってしまいますが、「音楽の言葉」だと思って眺めると……。
ちょっと見え方が変わってきませんか?
| |
楽譜の基礎 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ |
![]()
![]()