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苦手克服のチェック

何度練習しても、同じところでつまずいて……
と感じたら、チョット自分の練習を振り返ってみてください。
今まで、押してもダメなドアを、いつまでも押そうとしていませんでしたか?
そのやり方で開かなかったら、ちょっと方向を変えてみるのです。もしかしたら、手前に引いたり、横にスライドさせたら簡単にドアが開くかもしれませんよ。
◆どうすればできるようになるの?
できないところはなぜできないの? どうすればできるようになるの? と考えてみてください。
何も工夫せずに漠然と練習しているのは、押してもダメなドアを、いつまでも押し続けるのと同じなのです。
それより、どうすればできるようになるだろう? と考えて、やり方を変えてみてください。やり方が変われば、それに応じて結果も変わるかもしれません。
1.指使いを変えてみたらどうか?
楽譜に書いてある指使いをチェック。続いて前後の音の流れをチェック。 そのうえで、指使いを変えられないか? 左手や右手でカバーできないか? 何通りかの指使いを考えて、試してみてください。 楽譜に書いてある指使いは、万人に向けた正論です。あなたの手の大きさに合わせて書かれた指使いではありません。 たとえそれが、学問的に推奨される指使いであっても、その指使いで自分が弾けないのなら、そのやり方にこだわることはないのです。音大の試験や、コンクールで弾くわけではないのですから。
2.右手左手、片方の視線を捨てたらどうか?
うまく弾けないところは、全部見ようとしている場合が多いものです。 それを、片手の視点を捨てたらさらに弾けなくなるように思えますが、見ないほうの手は、目をつぶって指の感覚だけで弾く練習を積んでみます。 すると、今で両手同時に見ないと弾けなかった曲に対して、片手だけは見なくても弾けるようになりますから、演奏時の視点移動がシンプルになる分、意外に弾きやすくなります。
3.基礎練習は足りているか?
基礎筋力は足りていますか? 筋力が足りないのなら、今の練習を続けるより、指の基礎筋力を上げるほうが大切です。 筋力が足りないのに、無理に今の練習を続けると、演奏に悪い癖がついてしまいます。一旦保留して、基礎筋力を上げてから再度挑戦してみてください。 今度は、違う結果が得られるはずです。
4.超スローペースでさらったらどうか?
かなりテンポを落として、指の動きをじっくり見ながら、キーの真ん中を叩く意識で弾いてみます。最初はとても弾きにくく感じますが、慣れてくるとそのリズムでも抵抗なく弾けるようになってきます。 そしたら、テンポを少し戻してみます。急激に戻すのではなく、ちょっとだけ戻す。そして、またそのリズムに慣れたら、またテンポを戻す。 これを、5段階くらい繰り返しながら、テンポを元に戻せば、元のテンポに戻ったときにスムーズになっていると思います。
5.片手ずつの練習ではどうか?
上手な人ほど、いきなり両手で練習を始めてしまいます。 しかし、ここをあえて我慢。片手ずつ練習してみてください。そうすれば、自分はどの動きが苦手なのか、認識しやすくなります。
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