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暗譜のしかたって?

小さい頃からピアノレッスンに通った人は、弾き方を暗記してレッスンに臨むと、たとえ課題がスラスラ弾けていたとしても、別なところで注意を受けてしまいます。
「楽譜を見ながら弾いてください。鍵盤は見てはいけませんよ。覚えて弾くと、楽譜を見なくなってしまいますから、譜読みの力をつけるため、楽譜を見ながら弾いてください」
心当たり、ありますよね?
そして、ピアノの経験を積み、楽譜がスラスラ読めるようになると、今度は暗譜(弾き方の暗記)が大変苦手になります。
両立が出来なくなるのです。それはなぜでしょう?
レッスンでは、弾き方を暗記して臨むと、先生に注意されてしまいます。 ですから、先生に言われたとおり、楽譜を見ながら弾くようになると、ピアノの経験を積めば積むほど「音符は、模様として反射的に読む」という方向に能力が特化されていきます。
楽譜を見れば、反射的に指が動く……。
この特殊な能力に磨きがかかればかかるほど、「弾き方を暗記しないと弾けない」→「暗記しなくても弾ける」となりますから、普段の練習時に「覚えよう」という意識はどんどん薄れていきます。
ですから、そのように練習している人が、いざ発表会などの本番になって、 「本番は暗譜してきてくださいね」 と言われると、ほとんどの方が困ってしまいます。
「楽譜を見ながら弾いてください」というレッスンの過程で、「覚える」という意識を捨ててしまったため、 「一体どうやって覚えればいいの?」
と、覚え方の見当がつかなくなっているのです。
プロの中でも、特に右脳の能力を発揮されている方は、 「楽譜は丸ごと写真のように覚えるんだよ。そして、頭の中でページをめくりながら弾くんだ」 と、とんでもないことをサラリと言う方もいます。
サバン症候群(天才的自閉症者)の方も、一度しか見ていない風景の写実画を、記憶の中から写真に匹敵する正確さで描くことができるといいます。 また、将棋の羽生善治氏も、将棋の盤面をわずか3秒で覚えられるそうですから、できる人には本当にできるのでしょう。 しかし、できない人には、当然ながらできません。
では、一般の人はどのように覚えればいいのでしょうか?
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