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ピアノが上手になる・超簡単ヒント集
うまくいかない人のための、逆転の発想

 練習しても、サッパリ上達できなくて……
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 ピアノって、奥深い……。

 上達するにつれ、きっとほとんどの人が、そう感じてくると思います。

 最初は簡単だと感じていた。
 でも、上達の第1段階を過ぎて、第2、第3……と進むにつれて、
だんだんこう感じるようになります。

 最近、練習しても、サッパリ伸びなくて……。

 そう感じるようになったら、喜んでくださいね。あなたは次のランクへの扉が開いたのです。ですから伸びなくなったら、それは「おめでとう!」なのです。

 おめでとう??

 何のことだかサッパリ分かりませんよね? では説明しますね。

 ピアノを始めたばかりの頃は、ゼロからのスタートでした。
 入門者ですから、1日30分の練習でも、簡単に実力が伸びますよね?

 やがて自分の実力が上がると、1日30分の練習では伸びない時期がやってきます。1日30分の練習では、今の実力をキープするだけで精一杯。今まで以上に上達するためには、それまでの倍の、1日60分練習しないと伸びない時期がやってきます。

 それが、次のランクへの扉が開いたという状態なのです。

 次のランクに入ってからもそうです。

 最初は60分の練習で伸びている。しばらくはそれで順調に進みます。
 しかしいつか、1日60分の練習でも足りなくなって、1日90分練習しないと伸びない時期がやってきます。

 やがて、1日90分の練習でも足りなくなり……。

 上達とは、その繰り返しです。

 ですから、「最近、練習しても、サッパリ上達できなくて……」と感じるようになったら、それは「おめでとう! 扉が開いたんだよ」ということなんです。

 常識どおりの視点で見ると、「最近、練習しても、サッパリ上達できなくて……」というのは困った事態ですよね?  でも、常識とは逆の視点から覗いてみると、それは「おめでとう!」ということになるのです。

 今まで、 「スランプかもしれない。才能の限界かもしれない」 と悩んでいた人も、伸びなくなった本当の理由を知ると、心がフワッと軽くなります。

 今まで、本当は悩まなくていいことまで、悩んでいませんでしたか?

 でも私、毎日2時間も3時間も練習できないからなぁ……。

 そう思いますよね? でも、それも大丈夫なんですよ。時間は増やさなくてもイイのです。

 えっ? 本当に増やさなくていいのですか?

 はい。時間は、今のままでイイのです。

 ピアノの上達は、『練習量×練習効率』で決まるというのが私の持論です。

 練習効率が「3倍」になれば、1時間の練習が、3時間分の練習に匹敵します。
 計算してみるとわかりますが、シンプルな法則ですよね?

 ですから、練習量が今以上に増やせないのなら、もう一つの項目、
 『練習効率』に注目してみてください。

 たとえ練習量が同じままでも、練習効率が変われば、結果も変わってくるのです。ですから、チョットだけ、今までの練習法を見直してくださいね。

 そうすれば、練習量は今のままでも、今よりもっともっと、ピアノが上手になれるでしょう。

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